「建具のデザイン」
住まいの中で「建具」は部屋と部屋をつないだり遮断したり、風や光の調節など大切な役割を持つものです。日本では昔から襖や障子をはじめとする「引き戸」が多用されてきましたが、これは開けた状態でも邪魔にならず、風を通したい日本の気候にマッチしていたと言えるでしょう。今は生活の様式が変わり洋風のドアや折戸、大きさもデザインも多様化しています。

増改築の際などには、建具を明かりが採れるガラス入りなどに替える事により、今まで暗かった部屋が見違えるように明るくなったり、開き戸を引き戸にすることにより、使い勝手がぐんと良くなったりします。

新築の際にも、床や壁との調和を図るとともに、部屋のイメージを決める大切な要素になります。パイン材無垢のもの、ステンドグラスをはめ込んだ装飾性の高いもの、すっきりとした印象のフラッシュドア、格子を使った和風のものなど様々で、どんなデザインにするのか、慎重に選ぶことをお勧めします。また、施工者にイメージがうまく伝わらないようなら、雑誌や写真などを使って具体的に「こんな感じ」といってみましょう。建具一枚でも、インテリアのイメージは随分と違ってくるものです。
2002年10月 掲載    


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