「食卓の役割」
   食卓(ダイニングテーブル)であなたは何をしますか?食事はもちろん、時には趣味や仕事のテーブルになったり、小さい子供がいればお絵描きや宿題をする場所になったり・・・。その大きさや使い道は様々ですが、とりわけ、毎日「家族と食卓を囲む」ということが重要な役割だと言えるでしょう。思えば一つ屋根の下に暮らしている家族ですが、食事の時以外では、顔をじっくり合わせる時間がないというのも、めずらしくないはず。忙しく時間もまちまちの家族。他愛のない会話かもしれないけれど、食卓を囲み一日一度でも顔を合わせことが家族の絆を深めるのだと思います。さて、それでは、居心地の良い食卓にするにはどうしたらよいのでしょう。まずほどよい大きさのテーブルと高さのちょうど良い座り心地のよい椅子。4人家族なら120p〜150p巾が適当で、木の質感は気持ちを優しくしてくれます。椅子はテーブルに対して、低すぎても高すぎても落ち着きません。各自の身長や体型に合わせて「マイチェア」を選ぶのも一案です。次に食卓の中心を照らしてくれる照明。食事を美味しそうに見せるのはもちろんですが、卓上を明るくすることで、家族の心が食卓に集中します。空間の色彩はオレンジ系など暖色がおすすめ。あとは、旬の食材やテーブルに添える季節の草花があれば最高です。家族の気持ちを一つにする演出をインテリアから考えてみませんか? 
2006年10月 掲載    


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